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国際交流事業

[主要事業紹介]

世界を舞台に活躍する
グローバルな人材を育む

国際交流員

Coordinator forInternational Relations (CIR)*

七ヶ浜国際村は「七つの浜から世界をめざす」をモットーに、姉妹都市プリマスとの交流やインターナショナル・デイズなど海外の文化や情報を紹介するイベントを展開してきました。その運営に欠かせないのが国際交流員(CIR)の存在です。

七ヶ浜町は1994年から、国際交流員(CIR)と外国語指導助手(ALT)を招致していますが、特に高い日本語能力を必要とするCIRは国際村に配属され、異文化理解や国際交流のプログラムを担っています。1994年から2023年までに18人のCIRがアメリカから来日、国際村で活躍しました。

国際交流員(CIR)

国際交流員(CIR)とは、国の制度であるJETプログラム(TheJapan Exchange and Teaching Program /地方公共団体が外国青年を招致する事業)のもと、外国語教育の充実を図るとともに、地域レベルでの国際交流の進展を図ることを目的として招致された青年たちです。地方公共団体の国際交流担当部局等に配属され、国際交流活動に従事します。

一方、外国語指導助手(ALT:AssistantLanguage Teacher)は主に学校、または教育委員会に配属され、日本人外国語担当教員の助手として外国語授業に携わり、教育教材の準備や英語研究会のような課外活動などに従事します。JETプログラム参加者の90%以上がALTです。

七ヶ浜町グローバル人材育成プログラム

2016年、町の主要な取り組みとして世界を舞台に活躍できる人材を育てる「七ヶ浜町グローバル人材育成プログラム」が始動しました。

国際村ではCIRと連携のもと、CIRが町内の保育園や学校を訪問し子どもたちと交流するアウトリーチプログラムや、ダンスや料理を通して異文化に触れる企画など、多彩なプログラムを実施しています。

【プログラム例】
English Playtime/English Camp/WorldCooking/English Book Club/International Space/英語でStretching/英語でDancing/そっつこっつ参上CIR など

姉妹都市プリマス町との交流と青少年海外研修

姉妹都市プリマス町との交流推進は国際村の重要なミッションの一つであり、その中心となっているのは「青少年海外研修」です。

隔年でプリマス町へ派遣される町内の小中高生は、現地でのホームステイを経験します。翌年にはプリマス町の小中高生が七ヶ浜町を訪れ、町内の家庭で過ごします。この小中高生の相互交流は1990年8月から始まり、これまで七ヶ浜町、プリマス町それぞれ300人を超える小中高生や教育関係者がお互いの町を訪問しています。

2020年はプリマス町にメイフラワー号が着港して400年にあたり、『プリマス400周年祭』が盛大に行われる予定でした。しかし、コロナ禍のために祝賀行事は中止となり、七ヶ浜町からの訪問もできなくなってしまいました。そこで、オンラインでプリマス町の人々と交流する『プリマスオンライン研修』を実施しました。

2023年には、プリマス町をテーマとしたインターナショナル・デイズを開催するなど、1990年10月の姉妹都市締結から33年を経て、友好の絆はますます強くなっています。